コアラクラブ「ユーカリプラン」というカーリースを知っていますか?
実は個人向けカーリースでは「選ばれてNo.1」のプランなのです。
運営しているのはオリコオートリースという会社ですが、どんな会社なのでしょうか?
カーサブ!では「ボーナス払いを含む」月々1万円カーリース否定派です。
そして、オリコオートリースはその偽1万円リースの先駆者です。
なので、この記事は否定派の意見として読んでいただければと思います。
この記事の目次
オリコオートリース2つのメリット
カーリースには法人向けと個人向けがあります。
オリコオートリースは個人向けのカーリースを強みにしていて、個人向けカーリースの契約台数第1位のリース会社です。
個人向けカーリース実績No.1
業界全体のNo.1はオリックスカーリースですが、個人向けのジャンルではオリコオートリースが1位です。
取扱車両のが多い
大きな特徴は巨大なネットワークを活用した取扱車両の多さです。
国産車はもちろん、福祉車両、輸入車、特殊車両など契約NGの車両のほうが少ないのは強いです。
巨大ネットワークの秘密は、あえて直営店を持たず中間業者のようなポジションで全国に加盟店を持つこと。

あなたの町でも、コアラクラブ「ユーカリプラン」という登りを車屋さんで見ることがあるかもしれませんね。
自動車販売店で契約できる
全国の自動車販売店に「ユーカリプラン」というサービスで展開した結果、個人向けカーリースでは業界最大手となっています。
価格が特段安いわけでもなく、画期的なサービスがあるわけではないです。
車両が豊富で、メンテナンスも広く取り扱っていて、店舗で契約するカーリースで選ばれやすいです。
オリコオートリース4つのデメリット
直営店がない
基本的にユーカリプランというサービスを展開するボランタリーチェーンです。
そのため、直営店がありません。
やりとりは直接ディーラーや自動車販売店と行う必要があります。
また、オリコオートリースと販売店の間に手数料が発生しているので、ネットで契約するよりも割高になる可能性が高いです。

オリジナリティがない
車両・プラン・メンテナンス、どれをとっても基本を抑えたスタンダードなサービスなのでオリジナリティはあまりせん。
オリコオートリースだからできる!というオンリーワンな部分はほとんどありません。
途中で解約できない
カーリースは1年~9年の利用期間を設定することができます。
一番多い利用期間は5年~7年ですが、どのプランを選んだとしても途中で解約することができません。
どうしても解約したい場合は、払うはずだった残期間の利用料を一括で支払う必要があります。
これは、スマホの本体代の途中解約のようなイメージですね。
途中で乗り換えたい場合は、乗り換えプランを用意しているカーリースを利用することをおすすめします。
契約途中に乗り換え可能プランなら
終了時に違約金の可能性がある
利用終了したカーリースは3つの選択肢があります。
- 買い取る
- 返却する
- 期間延長する
もしあなたが買取しない場合、返却された車はリース会社により中古車として販売されます。
車の残存価格(残価)が傷や凹みなどでマイナス査定になった場合、その差額は利用者のあなたが負担する必要があります。

違約金を回避できるカーリース
- 車をもらって違約金を回避
オリックス マイカーリース
カーコンカーリース - 違約金保障があるカーリース
おトクにマイカー 定額カルモくん
私がオリコオートリースを酷評する理由
カーサブ!は感情論でオリコオートリースを酷評しているわけではありません。
決定的だったのはこの記事です。
オリコオートリースに設立準備段階から参画したオリエントコーポレーションの小斎博樹・自動車統括部長は「最初の3~4年は非常に苦労した」と振り返る。だが、2016年に潮目が変わる。「新車の軽自動車をボーナス併用払いにして、自動車税や車検代などの車の維持費を含めて、月々1万円で新車に乗れるという商品設計がマーケットに受け入れられた」(小斎部長)。自動車の性能向上で平均使用年数が延びており、5年が中心だったリース期間で7年の契約が浸透してきたことも、1万円というリース料設定に追い風となった。
東洋経済オンライン
実際に1万円では乗れず、ボーナス払いと併用なのにわかりづらい表記をしている元凶がオリコオートリースだと言えますよね。
事実、自動車公正取引協議会はこれを問題視。
是正を勧告しているものの、自動車販売店ではまだまだ横行しているのが現状です。

個人リースに関する広告で、「月々定額」と月々の額のみを強調して表示しながら、実際にはボーナス払いが必要である旨や、リース終了(返却)時に残価の精算が必要である等の終了時の条件の表示がないもの、また、それらが明瞭に表示されていないものが、未だに見受けられます。
(個人リースに関する広告を行う際の留意点 ※PDFファイルです)
そのような立場をとっている以上、オリコオートリースの売り方を認めて絶賛するわけにはいきません。
個人向けカーリース契約台数No.1というは間違いなくすばらしい実績ですが、契約台数が多い=正義ではありませんよね。
まとめ
オリコオートリースは個人向けカーリースNo.1です。
オリコオートリース特徴ふりかえり
- 国内外の車両から選べる
- メンテナンスサービスもコミコミ
- 全国の車屋さんで申し込みが可能
コアラクラブ「ユーカリプラン」の信用度はともかく、親会社があのオリエントコーポレーションということですから、価格帯など納得できるようでしたら安心して申し込んで問題ありません。