カーリースの中でもかなり特殊。
でも、一部のお客さんに大人気のNOREL(ノレル)。
もしあなたが「とにかく安く車に乗りたい」という方ならNORELのサービスはおすすめしません。
では、どんな人にNORELはおすすめできるのでしょうか。
この記事では、NORELのメリット・デメリットを解説しながら、どんな人に向いているのかを解説してきます。
この記事の目次
NOREL3つのメリット
- シーズンに合わせた車に乗り換えが可能
- 3ヶ月程度の短期間リースとして最適
- BMWやMINIなどの外車にも乗れる
シーズンによって車を乗りかえが可能
NORELは同じ車に5,000km乗るか、最短90日~最大10ヶ月で車を乗り換えられるサービスです。

つまり、春~夏と秋~冬で乗る車を買えることができるんです。
北海道や東北など、降雪量が多かったり、山や坂の多い地域あるあるですが、4DWの車でないと不便ですよね。
せっかく新車に乗れるチャンスがあっても、住んでいる地域が原因で好きな車を選ぶことができないなんて、残念すぎます。
そこで、NORELを活用すると必要な時期に最短24日で新しい車に乗り換えることができるので、オフシーズンは好きな車に乗りつつ、降雪シーズンは4WDで安心/安全に車に乗ることができるんです。
短期間(2ヶ月~3ヶ月程度)だけでもOK
地域によっては最短2ヶ月~利用できるカーリースもあります。
(例:関東地域で展開するニコリース)
ですが、展開しているのは一部地元の車屋さんの場合がほとんどで、対象地域でない人はサービスを利用できないことがほとんどです。
長期出張で車が必要な場合ってありますよね。普通ならレンタカーを利用しますが、レンタカーは「わ ナンバー」ですから、どうにもカッコがつかないです。
しかし、NORELの契約期間、車の所有者はあなたなので普通車のナンバーが使えます。
予約~納車まで最短24日で可能なところも評価できるポイントです。
ステータスの高いBMW、MINIも乗り放題
これは2018年10月から開始された新サービスです。
今まではガリバーの在庫である中古車からリースとして貸し出していましたが、あのBMWとMINIの新車からも選ぶことができるようになりました!!

BMWは人気の5シリーズにも乗ることができます。
最近では車というのは所有するより、利用することの価値が高くなってきています。
NOREL3つのデメリット
- 格安では利用できない(19,800円プランが終了している)
- 希望の車種、色に乗り換えできない可能性がある
- 試乗目的ならカーシェアリングがお得かも
格安での利用は無理
NORELは最初月額19,800円の中古車乗り放題からスタートしていたので、その頃の情報をもとに探している人が今でもいらっしゃいます。
しかし、月額19,800円のプランはすでに終了しており、短期リースとしてはまずまずの価格帯で落ち着いています。
BMWなどの乗り放題という高級路線に変更したことで少なからずユーザーが離れています。
在庫が不安定で乗りたい車に乗り換えられない可能性も
プレミアムなBMWのプランであれば心配はありませんが、通常プランのスポーツタイプやSUVなどの車種に関してはあくまでも中古車在庫から貸出をしている状態です。
つまり、時期によっては在庫がなく貸出ができない可能性があります。
まったく車がない状態はありまえませんが、好みの車種、色にかならず乗り換えができるかというとそういうわけにはいかないことを覚えておきたいです。
超ニッチな需要なので、普通はカーシェアリングの方がお得
スポータイプなどを試乗するのってハードルが高いですよね。
冷やかしではディーラーも乗せてくれない可能性もありますし、傷などをつけてしまうのではないかと緊張感がついて回ります。
こうした高級車に市場したい、もしくは特別なシーンでレンタカーは嫌!というニッチな需要に対して展開しているサービスなので一般人向けではありません。
NORELに向いているのはこんな人
- 季節によって4DWにしか乗れないことに不満を持っている
- 短期間だけ、どうしても車が必要
- 1ヶ月以内に車が必要
- 気になる車にどんどんチェンジしたい
- ステータスとして高級車にメリットを感じる
NOREL利用時の注意点
予約時に審査がある
NORELを利用するにあたって、車両の予約をいれることになります。

その際に、あなたが月々の利用料を支払うことができるかの一般的な審査が行われます。
審査会社は利用規約によると「エルズサポート株式会社」という賃貸保証会社が行うようです。当然、この審査に引っかかってしまう場合はNORELを利用することはできません。
ただ、この保証会社が賃貸保証ということを考えると、難易度はそうとう低いはず。
面倒なのは、予約をいれる毎に必ず審査が入ってしまうということ。車両(賃貸)が変わってしまうので、個別に保証を入れる必要があるとはいえ、ここは少し面倒に感じますね。
月額に含まれる金額を確認しよう
NORELは頭金なし、月々の利用料だけで乗り放題になるサービスですが、念のため月額利用料の内訳を確認しておきましょう。
月額利用料の内訳
- 車両価格
- 登録諸費用
- 整備点検費用
- 自動車取得税
- リース期間中の自動車税
- 自動車重量税
- 自賠責保険料
- 任意保険 (対人対物無制限・人身傷害3000万)
任意保険は専用サービスを利用しよう
NORELにはもともと任意保険が含まれていますが、対象範囲がかなり狭いです。
自損や大きな事故のために「NORELケア」へ加入するのをおすすめします。
中古車での加入については車両によって15,000円〜25,000円/月で加入することができます。キズをつけたときの免責(10万まで)も含まれるので加入しておくとトラブルにならずに乗り続けることができると思います。
BMW、MINIについては月々の利用額にNORELケアが最初から含まれています。
しかし、キズなどの原状回復については一部免責はあるものの、自己負担になる可能性が高いのは注意しておきたいですね。
車両手配の運搬費用を確認しよう
予約時に確認することができますが、中古車での利用については車両の運搬費用が別途必要になります。
BMW、MINIについては運搬費用が最初から料金に含まれているので安心です。
まとめ
NORELのメリット・デメリットを解説しました。
料金も高めなので、ハッキリとプレミアム層をターゲットにしているというのは新しい試みです。
気になるあの車に気軽に乗ることができる。しかも、どんどん乗り換えが可能というのは魅力的ですよね。
ワンランク上のカーラーフを送りたいあなたは、ぜひ一度見積もりを取ってみてください。
