頭金0円、税金やメンテナンスもコミコミで毎月の支払いも定額。
中には月々1万円で利用できるということで注目されているカーリースですが、検索していると「カーリースで失敗した・・・」「カーリースなんかしなきゃ良かった」という声が聞こえてきます。


カーリースの失敗談がなかなか出てこない理由は2つあります。
- 失敗しているのが高齢者の場合があり、SNSをやっていない
- 契約内容を理解していなかった場合、一方的に批判できない
この記事では、なぜカーリースに失敗してしまったのか、体験談をもとに徹底解説していきます。
また、もしカーリースを申し込みする場合に注意してほしいことも一緒に解説してきます。
この記事の目次
カーリースで失敗した体験談
この体験談は、カーサブ!が2018年に行ったアンケートより抜粋しています。
高齢の母が断り切れず契約してしまった
実は、カーリースのトラブルが多いのは店舗で契約してしまった人なんです。
販売台数にノルマがあり、常連さんにしつこく勧誘する店舗もあり、中にはカーリースのシステムやサービスをよく理解していないのにおすすめしてしまい、契約後にトラブルになることも。
ネット完結型でプロが対応するカーリース
転勤にも関わらず対応してくれなかった

メンテナンス工場とリース会社はグル
7年で契約しました。途中転勤があってメンテナンス工場を変えてもらおうと思ったら「隣の件なのでそのまま利用してください」と言われた。自分の車なのに何でわざわざ遠方でメンテナンスを受けないといけないのか意味がわからない。何度か話したら変えてくれましたが、その後元のメンテナンス工場の態度が最悪だったのでメンテナンス工場とリース会社がグルなんでしょう。(50代/男性)
これも店舗側とのトラブルですね。
カーリース会社によっては、メンテナンス工場を指定して同じところで受けてもらうのですが、当然メンテナンス工場には工賃などの手数料が支払われていますので途中で変更される=顧客が減るということになります。
対策としては、全国のカーコンビニ俱楽部やオートバックスなど好きなところでメンテナンスを受けさせてくれるカーリースを選ぶことです。
好きな場所でメンテナンス可能なカーリース
無理やり値引きした分を契約終了時に負担させる

関係ないところで請求された
5年間で契約したカーリースを返却したところ、買取価格が下落しているので差額を払ってくださいと言われました。傷も凹みも実費で直したのに、車種に人気がないとか、そんな関係ないところで下がった分を請求されないといけないのは納得できませんと突っぱねたら郵送でも請求する旨の案内が来たりとかなり強引でした。結果、多少余計に支払うことでしぶしぶ決着しましたが、今でも思い出すとイライラします。(40代/女性)
この件は別途投稿者にインタビューさせていただいたのですが、契約時に大幅値引きをしてくれたけど、実際には値引きをしすぎたのでその差額分を請求されたとのことでした。
カーリースには残価設定と言って、未来の買取価格を先に値引きをして月額料金を下げる方法があります。

本来、傷や凹みが原因で買取価格が下がるのですが、中には契約させたいために大幅に値下げをしてあとでいろいろと理由をつけて請求をしてくる業者もいるのです。
残価設定なしで格安のカーリース
カーリース契約で失敗する原因
体験談を集めることで、カーリースで失敗してしまう原因が見えてきました。
トラブルになる原因
- 店舗型カーリースはトラブルが多い
- カーリースの素人が契約をさせる場合がある
- 指定工場は契約後トラブルになることがある
- 無理な値引きをしてあとで請求してくる業者がいる
そのほかにも、カーリースを契約するのに気をつけたいこともあります。
そのほか、気を付けたいこと
- カーリースは中途解約ができない
- 万が一解約する場合は多額の解約金がかかる
- 傷や凹みを作ってしまうと違約金が発生する
- 走行距離制限をオーバーすると違約金がかかる
下の4つは事前に説明があり、ちゃんと話を聞いていなかったり、理解していなかったのでクレームになる場合がありますが、契約書にも記載があるので失敗したとは思ったけど一方的に批判できないというパターンがネットで情報が出てこない理由でもあります。
カーリース申し込みの際に注意したいこと
カーリースは優良店を選べば頭金0円で税金・メンテナンスコミコミ、月々1万円台からで最後には車をもらうことができるんです。
そこで、カーリースの申し込みの際に、注意したいチェックリストを作りました!
チェックリストに当てはまってしまう場合は優良店でない可能性がありますので注意してください。
ヤバいカーリースチェックリスト
- デメリットの解説をしてくれない
- 会うたび「カーリースにしませんか?」と勧誘してくる
- 月々1万円!と広告しているのに実はボーナス払いがある
- 最初は高かったのにすごく値引きをしてくれる
- 店員なのに分からないことがあると、どこかに電話して確認している
- メンテナンス工場が指定されて自分で決められない
まとめ
カーリースの失敗談と、失敗してしまった理由を解説しました。
やはり、トラブルが多いのは店舗型カーリースなので、申し込む場合はネット完結型のカーリースを選んでほしいです。
対応はすべてカーリースの専門スタッフがしてくれますし、店舗費用や人件費が抑えられているのが格安で契約できるパターンが多いので、おすすめしています。
トラブルを回避するためのチェックリストも活用しながら、後悔しないカーリースを選んでくださいね!
いまだに許せません。
先日、母がいつも使っているガソリンスタンドで勝手にカーリースを契約してしまいました。母は70代で判断力が落ちているのに、店員がしつこく勧誘してきたので契約してしまったと・・・。すぐにリース会社に解約を申請しましたが、違約金だの解約金だのさんざん脅してきて本当に嫌な思いをしました。結果、納車前だったので解約することができましたが、そのガソリンスタンドは二度と使いません。私の周りにもカーリースはやめておけと強く話しています。(40代/男性)